青島一人旅 1日目


あれは夢を見ていたのではないだろうかと思える一人旅をしてきた。
行きたいけれど遠い島だと思っていた猫の楽園「青島」は松山から1時間弱、さらにそこからフェリーで35分。
相方の後押しを得て、四国での法事に出席する際、足を伸ばすことにした。

JR松山駅(11:40)→伊予長浜駅(12:44)→定期船「あおしま」(14:30)→青島着(15:05)
定期船「あおしま」青島発(16:15)→長浜着(16:50)

松山駅に降り立ちJR予讃線「宇和島」行きを待つ。
ホームの案内板には「愛ある伊予灘線 伊予長浜経由」の文字が繰り返し流れている。
もうこの時点からワクワクが止まらない♪
フェリー乗り場のある伊予長浜まで運んでくれる青い電車は1両編成でホームに姿を現した。
ここから小一時間、順調にいけば2便であり最終(と言っても一日2便のみ)のフェリー乗船時刻に間に合う。


横一例対面の座席の先頭部分に腰かけて車窓を流れる緑豊かな景色を楽しむ。
途中、観光列車「伊予灘ものがたり」とすれ違い、俄か撮り鉄気分でレンズを向けたり楽しんでいると
緑のトンネルを抜けたかと思うや右手に伊予灘の海が全ての窓に広がった。
四国、愛媛、伊予灘線、生い茂る緑が涼し気な影を落とす。反対側には空と海が溶け合っている。
線路脇には青い空に向かい、赤や黄色のカンナが両の手を伸ばしているようだ。
なんて開放感あふれる空間なんだろう。

長い筈だった道のりが一瞬で過ぎ去り、じりじりと暑い伊予長浜駅に降り立った。
数分ほどの位置にあるフェリー乗り場に急ぎ足で歩くと一番乗り。
乗船1時間半前だからなぁ。
それにしても暑い、冷蔵庫に頭突っ込みたいくらい。

そして乗船。35分で夢の「青島」。
長浜の岸壁がどんどん離れてゆく。急げ、猫の島へ。
島へ着けば帰りの乗船時間まで70分の自由時間。

時計の針が一周したとは信じられない速さで70分が経過した。
あの雑誌やテレビで見た通り、至る所で猫が転がっている。

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