いやぁ、お久しぶりなんで(あいつ元気なんだろうか)とか思われていたんじゃないじゃろか。
さて、無事に引越も終わり光ケーブルも接続しました。
大ちゃんは、前に住んでいたマンションの拭き掃除に連れて行ったとき
がらんどうになった部屋の全部を歩いてまわり、突然
うぉ~~~~~んっ
と、一声鳴いたのを最後に自分の家が転居したことをサッしたようです。
ニャンリンガルがあれば、あの雄叫びの意味を教えて貰いたい。
「ありがとう4年間」とか「お世話になったね4年間」だったんだろうか。
「ちっ、狭かったぜぃ、そのくせ家賃高かったじょ」とか言ってないよね (≧ε≦) 多分。
8階のマンション住まいだった時には、あんなに散歩を怖がって歩こうとしなかったのに
越してからというもの、外に行くのが大好きになって隙あらば逃亡を企てようとする。
まだ明け切らない凛とした空気の中を、大ちゃんと散歩する。
一丁ほど続いた学校の塀にある8つほどの排水のためにあるパイプの
ひとつひとつに鼻と顔を突っ込むようにして匂いをかいで歩く。
路地に咲く紅い実のなる葉っぱの茂みに顔を突っ込む。
自転車のタイヤの輪郭に沿って、まあるく鼻を移動させる。
散歩というより、匂いをかぎにいっているようなものだけど
こういう姿を見ていると、
背丈より百葉箱の高きころ
四季は静かに 人と巡りき
という短歌をふと思い出した。
ふっ…隠しても知性が溢れるのぉ。ぶぁっはっは。