吉兆 くろよん店

季節の野菜、大根を軟らかく煮含めた先付から、
鶏の真丈にかぶを合わせ人参の紅葉やふわっと香る柚子をあしらった椀物。
きちんと隠し包丁をいれた平政と帆立をメインに、解毒効果のある菊の花をすり潰したものや、より人参の朱色、わさびの薄緑が彩りよく添えられている。
そして楽しみの八寸で目を引くのは地産のりんごにサーモンを巻いた「サーモン林檎」、好物の麩田楽に海老のうに焼き等、色づいた落ち葉と曲線の面白い皿が楽しい。
焼き物の銀鱈は濃い目のお味ではあるけれど口の中でとろけるようで絶妙な焼き加減でした。

国宝 松本城

城下町の佇まいが残る町並みを歩く。
中町通り、土蔵造りの洒落たお店が目に付く。
蔵シック館では同郷の作家・橋詰清實さんの藍友禅の作品や
がらりと変わって家電・家具の大安売りを見て妄想したり楽しんで
思いがけず時間をとってしまい、慌てて足早に歩く。

黒部ダムに近いホテル

「一度行ってみたい」と相方がよく言っていた。
そ言えば叔母も「黒部ダム良かったよ」と若かりし日の思いをめくって口角を上げていたっけ。
私はと言えば、かつてテレビで見た「黒部ダムカレー」の知識しかない。
いいのか、こんなんで。

見どころ満載なので、黒部ダムに近いホテル「くろよんロイヤルホテル」に一泊することにした。
私は星にいちばん近い「ホテル立山」もいいなと思ったんだけど、
「やっぱり温泉!」という相方の意見に反対する理由もなく、
ホームページの「大自然に抱かれた天然かけ流し温泉」の文字に胸おどらせる。
大自然を眺めながら思いっきり手足をのばし、あわよくば泳いでやる位の気分になってくる。

当日、長野から電車とバスを乗り継いで到着したのは黄昏時。
翌日も早朝から移動して目一杯楽しむつもりなので、ホテルに滞在する短い時間も楽しもうと
近くの散歩コースをカメラ片手に並んで歩く。

グリルK

サラダから珈琲まで、どれ一つとして手を抜いていない料理を提供していただきました。 160gを二つの俵型に炭火で焼いたハンバーグに温野菜(人参、キャベツ、カボチャ、ブロッコリー) 口の中にじわんと旨みが広がって、ゆっくりと…

日比谷公園ガーデニングショー

『日比谷公園ガーデニングショー2016』
日比谷公園
2016年10月22日(土)~10月30日(日)

ちらほらと色づき始めた樹木に季節を感じる日比谷公園でガーデニングショーが開催されました。
ガーデン、ライフスタイルガーデン、コンテナガーデン、ハンギングバスケット等のコンテストもあり
「未来(あした)へつなごう花とみどりの輪」のテーマに趣向をこらした作品が展示されていました。

旧安田楠生邸

肌を刺すような陽射しの中、自転車を木陰にとめるとボランティアさんが優しい声をかけてくれました。 旧安田邸、この住まいは震災や戦火を経てもなお凛として大正の空気そのままに迎え入れてくれます。 入口では、襖や調度品等を傷つけ…

不忍池2016

7月20日、見上げれば生憎の曇り空だけど、花は待ってくれないので取りあえず自転車をこぎだそう。
今年の蓮はどんな表情を見せてくれるかしら。
ちょっと拗ねた顔して素敵な表情をみせてくれたり
頬を紅く染めて、ぷいっと知らん顔したり
緑の葉を纏いひっそりと佇んでいたり
どんなかな、どんなかな。

雪菓 (セッカ)

巣鴨の「とげぬき地蔵」さんの近くで天然氷が楽しめるお店、雪華さんにお邪魔しました。
11時の開店に30分前、店前に置かれた記名シートにて順番を見ると3組目。
30分ほど時間があるので近くの「ときわ食堂」にて軽くブランチ。
頃合いをみて雪華に戻ると、すでに行列が出来ておりましたが1巡目に着席することができました。

何にしようか迷いに迷って注文したのは今日のおすすめの
ラムレーズン 850+50(天然氷)
連れはピオーネ 700+50(天然氷)

カウンターの向こうでは溌剌とした店員さんが手動かき氷機のハンドルを回して、薄くうすーく繋がった氷が容器にふわふわっと落ちていきます。
美しい雪を思わせるような氷。蜜をかけるために上からそっと押さえつけるのが勿体ないような空気感。

しかし、他人が注文したものがより美味しそうに見えるのって何なん。
次々と運ばれてゆく「生いちごみるく」「生メロン」「安納芋」極め付けは「抹茶無双」の美味しそうなこと。
あれ絶対にアカンやつや。見ただけで分かるわ。

近くの有名店では炎天下2時間待って死にそうでしたが、ここなら気楽に来られそうです。
なのでリピ決定、今度は抹茶無双!

旧朝倉家住宅

洗練された街、代官山に時間を忘れさせてくれるパワースポットがあります。
重要文化財の旧朝倉家住宅。
斜面の地形を生かした回遊式庭園に立つと都会の喧騒が別世界のように感じられる。
小雨に纏われた新緑の樹々が白い土蔵に映える。
アスファルトを歩き疲れた足に土の優しさが嬉しい。
紅葉の時期に再訪したいと思う。

ミシン(MiSHiN)

ワンちゃん同伴もできます!
入口横のテラス席と店内2階にあるパーティションの1室。
前に来た時はワンちゃんがちょこんと腰かけて、お皿も用意されていたので別メニューがあるのかしら。

ここミシンは駅から少し歩く住宅街の中にある隠れ家的なイタリアンなお店。
確か「有吉君の正直散歩」で見たオマール海老のスパゲッティのインパクトが強烈で脳裏に焼き付いていました。
案内された2階席は色々なソファがあり、どれもまったりと寛げ居心地良い空間となっています。

この日いただいたのは
ポルチーニ茸の洋風茶碗蒸し(お通し) 300(外税)
フォンタナ カンディダ ローマ・ビアンコ 3000
ヒューガルデンホワイト 800
ブラッドオレンジジュース 550
オマール海老のスパゲッティ 3800
ミシン特製オリジナルサラダ 1280
鮮魚のカルパッチョ 980
ピッツァマリナーラ 1400
根菜と牛舌のやわらか赤ワイン煮込み 2000
鶏レバームースのカナッペ 650
生牡蠣 @650

オマール海老のスパは頭を外し胴体を縦半分に切ったものが1尾とアサリがトマトクリームソースの絡まったスパの上にトッピングされバジルが添えられていました。
オーバルホワイトのパスタ皿に海老の色が映えてビジュアル大満足!
濃厚な旨みで口に入れた瞬間じわ~んとするのではないかと想像していたのですが、それは少し期待過剰だったようです。

居心地よい空間で時間を忘れお喋りし、歩き疲れた足を休めることもでき良い時間を過ごせました。

青いナポリ(AOI NAPOLI)

「がっちりマンデー」で紹介されていたこのお店、割と近所なのに気づきませんでした。
立地条件の悪いのを逆手にとって、オシャレな雰囲気作りや料理で集客力を高めているとか。
印刷工場を改装しレストランにしたそうで店内のあちらこちらにその名残が感じられ、緑に包まれた開放感溢れるテラス席はアクセスの悪さを引き算しても余りある満足感を感じます。

この日いただいたのはピッツァランチ(フレッシュサラダ付)
・マルゲリータ Regular 1300
・ミント香る鶏もも肉サルシッチャとローストパプリカピューレソースのピッツァポッロ Regular 1300
・アイスカフェラテ 200(set)
・キリンフリー 520

陽射しが強くてじっとしているだけでも暑い日だったのでバルサミコの効いたサラダが体に優しい。
「もっとクリスピーな方がいい」とサクサク薄い生地が好きな相方は言ったけど、ふっくらモチモチが好きな私は軽く流す。
その横を笑顔のスタッフさんがてきぱきと対応しているのが小気味よい。
このロケーションは夜に訪れてもまた違った空間になりそうです。

古民家 和

追手筋をひとつ屋台の並ぶ通りに入ると角地にある古民家。
落ち着いて食事できる穴場だと思います。

ランチメニューは2種類
■海鮮丼 1300
・漬物
・汁物
・茶碗蒸し

■松花堂弁当 1500
・漬物
・茶碗蒸し

この日は松花堂弁当をいただきました。
だし巻き玉子、刺身2種(炙り鯛・鰹)、天ぷら、鰹の角煮、生野菜、麦入りおにぎりに茶碗蒸しと素麺のお吸い物がつきます。
丁寧な隠し包丁が入れられた料理が彩よく並んでいます。
夏向きに酸味の入った爽やかな味付けのものが多く、さっぱりと最後まで楽しめました。
特に甘酸っぱい自家製大根漬物がはりはりと食感もよく、ほどよい酸味が食をすすめます。
あんまり美味しかったので尋ねるとお持ち帰りもできるそうで2本持って帰りました。
炊き立てのご飯にこれさえあれば食欲のない夏なんてブッ飛ばせます。
・・・てか食欲ない時は少ないんだけど。