国道135号線、海を感じながら熱海から湯河原方面に車を走らせる。
左手に春陽亭の看板を見落とさないように行くと、ほどなくして目印の看板にたどり着く。
左折して坂道をのぼると今度は看板を右折する。
「ここって誰かの別荘に間違って入ってきたんじゃない?」
そんな筈はないんだけどね、と車を奥の駐車スペースに停めてると小高い丘にクラシカルな雰囲気の建物を見つけてホッとした気分で「ほらね」と指さす。
入口へと続くアプローチは丹精込めた草花が咲き温かく出迎えてくれました。
そして店内に入るとグラスやカトラリーがセッティングされた傍らに、その小花も食卓に彩り添えていました。
かしこまり過ぎずカジュアル過ぎずアットホームな雰囲気が漂う店内。
そして窓ガラスの向こうに視線を移せば青く広がる海と空。
この日はふたり女子会なので違ったお料理をシェアしようと予約をお願いしたのは
■本日のお肉料理
■本日の魚料理
各コースの構成は
・アミューズ チーズのプチシュー
・スープ 枝豆のポタージュ
・メインディッシュ
・至福のデザート(12種類から5種類のデザートを選べます)
途中、海の良く見えるお席が空いたので移動して大丈夫かお尋ねすると気持ち良くOKしていただけました。
お料理はとても丁寧なお仕事をされていて、特に好みだったのは白身魚のポワレで、弱火でじっくり火を通し表面はパリッとしてソースがよく合っていました。そして丁度の頃合いで運んでくださるので会話が途切れることもなく楽しいひと時を過ごすことができました。
そして、その名の通り至福のひと時を締めくくるに相応しいデザート!
視覚だけでも大満足ですし、選ぶ喜びと「このチョイスにして良かった」との充実感までプラス加点です。
今度は何かアニバーサリーを口実に再訪したいと思います。
ごちそうさまでした。