
どんな夢を見てるのか覗いてみたいと時々思う。
散歩に行ったときのお日様の暑さとか
小さいころ逃亡して隣の家の庭先や、裏山を走り回ったこととか
おまけの「またたび」を振りかけた新品の爪研ぎの匂いをかいだ時のこととか
…多分だけど、そんなような事ではないかと思う。
出来ることなら、おかあさんと妹と一緒に
捨てられていたときの記憶は
夢のなかにはでてほしくない。
だって、大ちゃんは今はとっても幸せ(な筈)だもん。
わたしは思う。
こんな可愛い子を捨てて、なんてひどい人なんだろう。
里親募集のケージで小さくまるまっていた大ちゃんをみたとき思った。
今また思う。
きっとその人も、こんな可愛い子を捨てなければいけない…そう、大人の事情かなんかあって、
幸せになるよう祈りながら手放したんだ。
だから、その人の分も一生懸命大切にしてあげなければいけない。
それから治療して命を救ってくれた岩戸さんの分も。
もう一度、頭の中で繰り返す。
「大ちゃんはウチで幸せになる。」
そうだよね。