国道136号線を南伊豆町方面に向けて走っていると「室岩洞」と書かれた看板が目に留まった。
車が数台駐車できる場所もあったので「寄ってみようよ」となって車を止める。
ここは伊豆半島ジオパークにおける松崎町のジオサイトの一つで、江戸城の石垣に使われた「伊豆石」を切り出していた採石場を当時の様子のままに見学できるようになっている洞窟のようです。
「室岩洞」の看板横をロープの手すりを頼りにしながら、富士見彫刻ラインの海側にある段差の大きい階段を50mくらい下っていきます。
入口になると先ほどまでのうだるような暑さが信じられない位涼しく感じられます。
ひんやり気持ちが良い正に自然のエアコン。
洞内は照明は所々に設置されているものの少し心細くなるくらい寂しくて、「肝試しにぴったりだねー」という声が後ろのグループから響いてきました。
突然バサバサッとコウモリが頭上を飛んでゆく。
ひぇー、マジですかーと思いながら石切跡や地層を見ながら進んで行くと、美しい色合いの湧水の池があり滴が落ちる音が神秘的です。
そして半分ほど行くと展望所に出る道へと続いており富士山や海の眺望が広がっています。
暗い所から一気に目の前が明るくなるので気分まで爽快です。
洞内から切り出した伊豆石を船へ積むために滑らした跡等も見ることができ、手掘りで砕石されていた職人さんはさぞかし大変だったろうなぁと思いました。
ディープでスリリングな洞窟、入場無料というのも驚きです。
8:30~17:00の時間帯はライトアップされているようです。
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