素盞鳴神社 雛段飾り


空の色が海に映りキラキラと陽射しを反射しながら広がる。

神社本殿へと向かう曲がった参道の両脇には白い水仙が咲き、黄色い実で枝が垂れさがった柑橘類の樹木が並んでいる。
朝、着こんだ上着を脱いで汗をぬぐいながら歩くと海の方から気持ちの良い風が優しく駆け抜けてゆく。

東伊豆町稲取、素盞鳴神社で開催されている雛壇飾り。

118の石段に毎朝9時から並べられる雛人形と両脇には稲取伝統のつるし飾りが更に彩りを添える。
天候を考慮しながらの地道な作業に頭が下がる。

近くを時折走る列車の車窓から、この雛段飾りを見た乗客の心をも和ませてくれると思うと、こちらまでワクワクしてしまう。

出店で売られていた串団子の餡子がメガ盛りで引いた・・・そう言えばみたらし団子のデカさも半端なかったし
神社の入口で祝い餅を売られていたがその隣にご朱印が並んでいた。
この大らかさが何とも言えないくらい好きだ。

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