大ちゃんの目玉がキュイン


パソコンに向かっていると

「遊ぼうよ」

と、左手でつんつんと私の腕をつついてくれる。
大ちゃんの、つんつんは「遊ぼう、遊ぼう」の合図なのだ。
命令された家来は、ポンポンや毛はたき、もしくは猫じゃらしや
今だと一番のお気に入りの稲穂を持って、右手の左右運動をしなくてはならない。

ワタシの手の動きにあわせて、縦長だった瞳孔が
キュインと輪を拡げて、まんまるまるになる。

「めんどくせ」と言いながらワタシはこの【つんつん】が大好きだ。