熱海城前の坂を登り頼朝ラインへと続く道を走っていて偶然見つけた台湾茶を楽しめる隠れ家感満載のお店。
店主ご夫妻の素敵なお住まいにお邪魔し初島を望みながらゆるゆると素敵なひと時を過ごすことができました。
「台湾茶に詳しくないので教えてください。」
そう伝えると茶葉の焙煎や発酵等の違い等教えていただけ「凍頂紅針肉桂紅茶」をお願いしました。
他にお客様は居なくて、海を見渡せるこの空間を独り占めできるこの贅沢な時間。
縁や花頭窓ひとつひとつの設えが懐かしい感じがして落ち着きます。
正直言うと台湾茶の良し悪しは良く分からないのですが、アルコールコンロにのせた鉄瓶に沸くお湯を自分の好きなタイミングでお茶を入れていただくお茶は格別です。
一煎目は店主さんが入れてくれるのですが、蓋椀で飲みたいとリクエストすると桃の絵柄の蓋椀を出してきてくれました。
お店を初めて6年半で蓋椀で飲んだのは3人目だと仰っていましたが、この急須が必要ないストレートな香りが楽しめる蓋椀がとても気に入りました。
全ての台湾茶には4種類のお茶請けが付いており添えられた庭に咲く花が添えられています。
細やかな心遣いが嬉しい素敵なお店です。
今日いただいたのは
凍頂紅針肉桂紅茶 1980円
豆花 1100円
ごちそうさまでした。