幸せのカタチ


「断捨離」提唱者のやましたひでこさんの著書に「一妻多夫」について書かれてあった。
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ブータンの少数民族ブロクバ族に今も残る「一妻多夫」の習慣。
1人の妻に夫が3人。その夫たちは兄弟であることが多いのだとか。
夫たちにはそれぞれの役割がある。

ひとりは、遊牧の仕事に勤しむ。家族を養う為に働く夫
ひとりは、物々交換のために遠くの街まででかけ、生活の糧に換える夫
ひとりは、いつも家族の側にいて、家事や育児にかかわる夫

そして、その役割は3か月での交代制であるらしい。
生まれた子どもの父親が誰であるか詮索することなどなく、子どもたちは家族みんなの宝物として育まれる。
・・・

なんとおおらかな制度なんだ。
子どもたち全てが牧草地や家畜を平等に引き継ぐことができるのだ。
みんなが納得し満足しているのなら素敵な幸せのカタチだと思う。

うちのオトンはどうだ
コロナ禍で毎日自宅で幾つもの会議をこなし仕事に勤しみ
毎月、ひと月分の報酬を全て渡してくれ
サビ夫かサバ男だか分からない他のオトコの子どもを実子として愛してくれる

そうなんだ、オトンは偉い
1人でブロクバ族3人分の仕事をこなしているではないか!
もうちょっと感謝してもよろしいんじゃないかと思う。
わざわざ寝ているオトンを踏んづけてゆく大ちゃんも
足音聞いただけで逃げ出す愛ちゃんも!

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