去年「もみじの季節にまた来たいね」と帰りの車中で話した「修善寺自然公園もみじ林」まで紅葉狩りに。
もみじ林公園には1000本ほどの楓や紅葉が群生していて展望台からは富士山を望むこともできます。
前回は茶色い落葉の山で残念だったけれども今回は丁度見ごろという事でテンション爆上げ。
公園前の駐車場は規制がかかっていて、数百メートル離れた場所に駐車して坂道を下る。
下るという事は帰り道は当然のごとく上り坂な訳で、きっついなー、この坂とか思いながら公園入口に着くと出店が数件並んでいて地産の恵みや加工品が並んでいる。
「お汁粉」「甘酒」うーん、いい感じ。
いや、花より団子ですかって!
何はともあれ紅葉でしょ。
陽を受けて紅葉燃えしている木を目指し、息を切らせて急な坂を駆け上がるとお社横にある紅葉の神々しいような美しさに立ち尽くしてしまいました。
染まろうかどうか迷っているような葉までも薄い黄色に黄緑色を混ぜたような濃淡で逆光を散乱させていて見惚れてしまう。
足元には色とりどりの落葉の絨毯が広がってして、その中からひと際紅い一葉を手にするとかさかさと音がして崩れてゆきました。刹那やな。
いつか私も紅く綺麗に染まって散ることが出来るのだろうか。
それとも染まりきれず緑のまま風に吹かれて散っていくのだろうか。
そんなことを思いつつ、この感動を表現するほどの腕はないので、カメラを置いて心の瞳に焼き付けるにしよう・・と思う秋。