「大好き」の大

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大と愛が仲良くしてると思っていたら、次の瞬間にはにらみ合いが始まり追いかけっことなるパターンが多い。
子どもの喧嘩に親が出てはいけないと言う言葉の通り、途中で「やめなさい」なんて言われたら、それはそれで猫同士フラストレーションが溜まるだろうから流血になりそうな雰囲気にならない限りは放任主義だ。
余程の時は大きな声を出して「やめなさいっ」と言う。
するとピタッと固まる。
「喧嘩ごっこ」遊びでやめておいてねー。

いつもは雄猫の大から、愛にちょっかいを出すことが多く愛はすばしこいから素早く走り去っていく。
だけど愛の方が若いし体重も同じ位だったのがいつしか1㎏も増えている。
当然本気を出したら愛の方が強いに決まっている。
先日、愛も虫の居所が悪かったのか本気を出したら大が後ずさりしてて、ちょっと切なかった。
4か月位の時から一緒にいる大も今年は16歳になる。
右の眉上毛は長いのは1本だけになったし、歩き方も前のように颯爽とは言いにくいし、段差もゆっくりとあがるようになった。
でも私の中では大はいつまでも可愛い子猫時代の姿それままだ。現実の大を目の前にしてもだ。

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