今月号の「広報あたみ」が何だか瑞々しくって素敵!
と思ったら表紙と「坂」の特集を熱海高校パソコン部の生徒さんが企画、執筆、イラスト作成をしたとか。
ピンクの文字で「▲坂坂坂」と手書きフォントで書かれたタイトルが目を引く。
特集は坂を通して透明感のある感性で坂のあれこれを生き生きと切り取って表現されていて技巧的ではなくお決まりのフレーズでもなく、とても自然で耳障りが良い。
「斜面市街地」の割合ランキングがダントツ1位の熱海市ならではの体験談にうなずきながら、若いってほんといいなと思う。
若い人は「明日ってウザいほど来るよな」って言ってるだけじゃないのだ。
ともするとマイナーなイメージの坂道を、こんな風にしっかりと租借して前向きに感じ取っているかと頼もしく思う・
この地に少し住み慣れてきて、移転したばかりの感動を忘れかけていた私に妙妙たる日常の記憶を呼び覚ませてくれた。
早いもので転入してきてほぼ3年。
花火大会の時間になると、秘密の基地にすっ飛んで行って終わるまで姿を見せなかった愛ちゃんも、今や花火の轟音がしても座布団の上で寛いでいる。
若い人や猫に学ぶ日々は続く・・・。