初めて高尾山を訪れたとき出迎えてくれたのは紫色のアザミだった。
今回もまた今を盛りとばかりにあちらこちらで群生したり
また2〜3輪でひっそりと、けれど力強く佇んでいた。
家に飾ろうと思う花ではないけれど
疲れ朽ち果てたときでも勇気をくれそうなアザミ
そう感じるのは中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」のメロディーが浮かぶから。
アザミさん、そうしてそこで悩んでいる人の心を癒してあげてね。
ララバイひとりで眠れない夜は
ララバイあたしを訪ねておいで
ララバイひとりで泣いてちゃみじめよ
ララバイ今夜はどこからかけてるの
春の菜の花 秋には桔梗
そしてあたしはいつも夜咲くアザミ