子供の頃は段飾り雛とアップライトピアノが欲しかったけど、
それは夢のまた夢だったので
毎年、この季節になると(いつか自分のお雛様を買おう)と物色している。

大胆にお雛様の顔も変化していって、切れ長の目は、ぱっちり大きな瞳に
十二単さえレースやスワロフスキーがあしらわれている。
でも流行は廃れるので、来年になると微妙に古くなったりする。
すんごく古いのはいいけど、微妙に古いのはいただけない。

いっそリヤドロか、いや、ウケ狙いでドラえもん雛はどうだ…
てな事を考えているうちに毎年買わないのだ。

手が届くけど手を伸ばさないのは楽しみを失わないため。
んー、人間って分かりにくい。