走り湯

日本三大古泉の近くにある走り湯。
相方が録りためたテレビ番組で「さし旅」を見ていた。
さっしーが温泉地を訪問するといった内容だったが、その中で伊豆山の走り湯が紹介されていて横穴式源泉というのが珍しく面白そうだったので、温泉へ行く予定に「走り湯」を追加してでかけた。
走り湯というと温泉みたいだが入浴施設ではなく洞窟になったさきに70度の湯が毎分170リットル湧き出る源泉があるというもの。
入口は普通の洞窟みたいだが一歩足を踏み入れると、まるでミストサウナ?!
暖かい蒸気が気持ちいい。さっしーの「腰を低くして進むと熱くないですよ」というアドバイスとおり腰をかがめて進んでいくと、ほどなく湯だまりが見える。
ぼっこんぼっこんとすごい音が神秘的な洞窟内の雰囲気と相まって異空間に迷い込んだようだ。

走り湯の近くには相模湾を見渡すように展望台に足湯も用意されてあったが、この日はお湯が入っていなかった。
さてさて走り湯は伊豆山神社へと続く837段もの石段を登り始めた場所(16段目)にあります。
この日は参道を往復したのですが、久しぶりに足が疲れましたー”(-“”-)”

湯郷三島温泉

天が味方したのか雲一つない快晴とはこんな天気だと教科書に掲載されるくらい、とびきりの青空!
行く道すがら富士山の雄大な姿が美しい、こんなにくっきりと富士山が望めるのも珍しい。

三島温泉に到着すると駐車場がいっぱいで「さすが休日だねー。でも混んでいたら嫌だね」などと話していたのに入館するとそれほどでもなくてお風呂も二組の先客がこちらに背中を向けてお湯につかっている感じでした。
三島に来ると富士山が近くて気持ちが高揚してきます。
よく銭湯にある富士山の絵は平べったいけど、ここの浴場からはほんまもんの富士山が見られます。屋内からはガラス越しにそして露天風呂からは垣根の合間から。
頬を撫でる風、お風呂の湯気、広い空の何もかもが解放感をさらに高めてくれます。

そしてお風呂あがりの休憩所は大広間に雑誌や漫画本、ブランケットに枕、マッサージチェア等が並び、ゆるりと寛げる雰囲気です。
食事メニューも定食、一品料理、丼ものとレパートリー広しでちょっと迷いました。

湯の国会館 伊豆市

「足の具合が悪かったじいちゃんが湯の国会館行って帰りはシャンと歩いて帰ったのよー」
駒の湯荘の露天風呂に浸かりながら聞くとはなしに聞こえてきたご婦人方の会話が気になってしようがない。
湯の国会館のキーワードが頭にこびりついて離れない。
そんなお正月休み最終日、いつものように相方が行き当たりばったりのドライブに誘ってくれたから、そして天城方面に誘ってくれたから、これはもう湯の国会館行くしかないでしょう!

来宮神社のライトアップ

更新が滞りがちになってしまうので毎日一行でもいいからこまめにアップする。
と言いたいところだけど、それはかなり難しいので「前向きに努力する」ようにしようと思う猪年です。

というわけで今日のネタは近くの話題で、来宮神社の境内と大楠周辺がライトアップされています。

毎日観光客で賑わっている来宮神社にはとても大きなご神木があります。
竹や笹が植栽されており緑の鮮やかな心地よいトンネルを抜けるとその木は姿を現します。
幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説があるご神木「大楠」はなんと樹齢二千年だそうです。
その存在感には何度訪れても圧倒され、ちっぽけな自分を思い知らされます。

日中の荘厳な雰囲気が闇に包まれて色濃くなった大楠周辺に明かりが灯され幻想的な空間となっていました。
その大きな幹には龍と蛇と猿が見えるとの噂ですが蛇は苦手だからなるべく目をそらしていましたが、龍はくっきりと見えました。長い歳月を感じさせる隆起のある木肌は他にも色々なものが居るように感じられます。
前面はライトアップで明るいのですが後方は暗いので一人ではちょっと怖い感じ。
でも今夜は相方と一緒だったので一周回って寿命を一年延ばしてきましたよ!(^^)!

熱海港のカモメ

こんなにも近くでカモメを見たことがなかったものだから知らなかったけど、真っ白いお腹の辺りから背中は灰色になって、それから尾っぽや翼には黒い模様があって嘴は黄色くなっているなんて初めて知った。 ウミネコとカモメってよく似て…

伊豆畑毛温泉 誠山

引っ越してから半年経つけど、まだ片手にあまるほどしか温泉へも行ってない。
地域と日帰り温泉でググって、ぬる湯の温泉というのが気になり決定♪

紺地に誠山と白く染め抜かれた暖簾をくぐると、ぐっと渋めのロビーがお出迎え。
ライトアップピアノや、天然木のどっしりとした椅子が置かれて大きな窓から外の緑が優しい。
受付で入湯料をお支払い。休日2時間でお一人様680円、安っ!
温泉に浸かっていた間、ほぼ貸し切り状態だったので本当にお得な気分。

源泉30度、35度、加温された41度と3つの浴槽が並んでいてまずは41度から。
「あぃ~、いい気持ち・・はふぅ♪」という湯加減でございます。
折角なので隣の35度へも入ると、ちょっとさぶっ!
という訳でまた逆戻りして体を十分温めてから再度入ると最初は寒いものの、段々と慣れてきて
寒くともなんともなく長時間浸かってられる。
効能は、どれどれ、国民保養温泉で高血圧、神経痛、リウマチ、消化器系機能障害、美肌作用・・・
これは降圧剤を服用している私にとっては良いのかも。

温泉から出ると、いつもは待ちくたびれ様子の相方がめずらしく「ぬる湯だったからのぼせなくて良かった」と
満足していたので「寒くなかったの」と聞くと「ずっと浸かってたらポカポカしてくるよ」とのこと。
私はちょっと30度は無理だったけど(ぬる湯というかぬる水って感じ)今度試してみようかなぁ、とも思う。
受付の女性も感じの良い方でリピーターになりそうです。
お食事もメディアで称賛されたクオンカレーや、餃子ランキング1位を獲得したPAIRONの餃子などが
提供されるそうなので次回楽しみにしています。

湯して飽かぬこの湯のゆるき湯に ひたりて安き心なりけり–若山牧水

来宮神社-紅葉-

タイトルを「来宮神社-紅葉-」と書いたけど、京都のどこやら寺とか書いても
全く問題ありません的な写真ばかりで・・いつものことか。

熱海梅園 ライトアップ

梅の季節も良いけれど紅葉の梅園も素晴らしい。
と言ってもまだ梅の時期に訪れたことはなくネット情報の聞きかじりなんだけど💦
休日、温泉に出かけた帰り道に梅園に寄ってみました。
それほど混雑していなくて、ゆっくりと色づいた紅葉がくっきりと鮮やかに照明に映し出されている様子を列を気にすることもなく写真撮影できます。
こんな風に時間を使うことができ始めたのは、こちらの生活にもやっとゆとりが出てきたからだと感じます。

一碧湖

伊豆の瞳とも言われている一碧湖(伊東八景)で紅葉狩り。
一周4Kmほどの遊歩道を紅く染まった樹々や水鳥が泳ぐ様子を楽しみながら散策しました。
俳人の与謝野夫妻もこの湖を愛していたそうで句碑もあり、通りかかった方に「与謝野晶子は好きですか」と尋ねられました。
何でも与謝野夫妻の俳句を研究するため、この湖の近くに長期滞在しているらしい。
いいなー、そんなの。
いや、長期滞在してることじゃなくて、いつまでも「・・・したい」という情熱を持ち続けられるということ。

収穫の秋近し

洗濯物を取り込んでふと見上げると陽がようよう落ちようとして
もうすぐ散ろうとしている赤く色づいた桜の葉の隙間がキラキラと輝いて綺麗だった。

相方が毎朝早くから手入れしているキャベツ、ブロッコリー、アレッタ、サツマイモも
そろそろ収穫できるのかな。

今年の春まではこんな楽しみができる生活なんて夢にも思っていなかったのになぁ
セージ、レモンミント、レモングラス、ローリエ、オリーブ・・・いつでも料理に使える♪♪

日帰り温泉 妙楽湯

自然治癒力を高めてくれる「酵素風呂」
一駅離れたところに酵素風呂の看板を見つけて「行こう!」と思いながら転居してしまった。
残念に思っていたんだけど、下多賀の日帰り温泉「妙楽湯」で入れることを知り相方と初酵素風呂&温泉。
妙楽湯のそれは米ぬかとヒノキのおが粉に酵素を混ぜて自然発酵熱させて60度まであげるそうです。
発酵させるために毎日、底からかき混ぜていくそうです。はぁ、重労働だ。

妙楽湯の酵素入浴料は2000円+酵素着レンタル500円で、温泉の入浴料も含まれています。
(温泉だけの入浴料は1000円)
私たちが行ったのは日曜日の午後2時頃ですが、他に2~3組のお客様がいましたが温泉は貸し切り状態でゆっくり楽しめました。

まず受付で貸して貰った酵素着(上下)に着替え、いよいよ酵素風呂に。
最初に少し鼻につく匂いがしますが、そのうち慣れてきます。
砂風呂のように穴を掘ってくれた上に横たわり体全体を覆ってもらうと15分ほどそのまま休みます。
冷え性で足がいつも冷たいのですが、じんわり体の内側から温まってくるようです。
隣の相方は信じられないことに5分経過した頃からいびきをかきはじめました(-“”-)
手が自由に動かせたらツンツンするんだけど埋もれてるからダメだ~

目安の時間が15分でそれ以前にのぼせそうな人は早めに、もう少し長めに入る人はそのままで、時間は自分で調整して良いそうです。
酵素風呂をでたらシャワーを浴びて扉続きの温泉にはいります。
貸し切り状態わーいわい!
露天風呂と内風呂と行ったり来たりしお腹が空いたところで休憩所でおろしそばを美味しくいただきました。

外に出たら青い空に浮かんだ雲の合間から天国への階段ができていました。
それにしても空が近いなー。

願成就院

高野山真言宗、伊豆韮山の伊豆長岡駅から歩いて15分の願成就院に運慶作の阿弥陀如来像があると知り訪ねたいと思っていました。
大御堂には寺宝として阿弥陀如来坐像、毘沙門天像、不動明王像、矜羯羅童子像、制吒迦童子像等の国宝を拝観することができます。
国指定史跡である境内には地元の石工さんお手伝いをし、それぞれの想いのこもった五百羅漢が安置されていました。

また住職の次女さんと結婚された英国男性は僧侶としての修行中で「愛の修行僧」と呼ばれているそうです。